ミニ四駆レーサー鉄の気ままな小説置き場@ヒカリアン命

ぼく、ミニ四駆レーサー鉄が書いた様々な小説を投稿するブログ。何らかの形でヒカリアンが乱入します

北のサラマンダー現る

f:id:k_hirahara8-23:20150405145913p:plain

「それは第2資料室へ、そのダンボールは倉庫へ移動!」

ある土曜日、ヒカリアンたちはステーション内の一つの部屋を掃除していた

「ただいま~ あれ?どうしたんですか?」

帰ってきた軽大が聞く

「ああ、実は明日、本部に北海道支部から新しくヒカリアンがやって来ることになったんだ、だから使っていない部屋を片付けて、使えるようにしているんだ。」

ノゾミが答えた

「へ~

で、どんなヒカリアンなんです?」

「それが、ちょうど私とウエストは運行があって今戻ってきたばかり、

博士とドクター、ウインダッシュは『ライオソード』の修理と、Xー01の武器の解析で地下の整備室にいるし、Xー01本人は山梨で体をならしている。

指令室にいて対応できたのはこだじいだけ、

だから取り次ぎは全てこだじいがされたんだが、終わってすぐ眠ってしまったらしく、このメモしか手がかりがないんだ」

そう言ってノゾミは軽大に1枚の紙切れをわたす。

「うわ、すごく達筆・・・

えーと、『ヒカリアンの少年』『バス』『北海道支部→本部転属』『明日17時着』

・・・これだけですか バスってことは、ロードヒカリアンですよね」

「そうだろう。 まあ、移動手段ということも考えられるがな」

「確かに、ずっと走るのもキツイでしょうしね、

でも、それならスーパー白鳥東北新幹線を乗り継げばいいのに」

軽大が後半をボソッとつぶやいた

「そういえば、軽大はどこへ行ってたんだ?」

「明日、近くの模型店でレースがあるんです。 だから、最終調整に走ってました。」

「そういえば、軽大はミニ四駆をやっていたんだったな。」

「はい、最近はネットに公式SNSができたりもして、すごく盛り上がってきてるんですよ。

明日はそこで知り合った方が引っ越して来るらしいので、無様な姿見せられないですもん!」

「ほう」

「ちょっと!ノゾミと軽大も片付け手伝ってよ!」

ウエストが話してて手が止まってたノゾミと帰ってきたばかりの軽大に言う

「あっ! すみませんウエストさん!」

「すぐ行く!」

2人は片付けに戻った

その後、片付け終わりみんなが集まった

「ねぇねぇ、新しいヒカリアンをおもいっきり歓迎しない!?」

「お!いいなソレ」

ウエストの提案に、ツバサが賛同する

「北の方から来るバスなら、この道から来るんじゃないかな?」

「どれどれ…

この道ならここからこうだし路線でも下でもこう通るから…

ケンタ先輩の言う通り、ここでしょうね、

なら、この入り口で迎え入れたらいいんじゃないですかね」

ケンタの意見を軽大が調べ同意する。

「軽大は明日レースがあると言ってたが、いいのか?」

ノゾミが聞く

「はい、というか丁度レースが全部終わって帰りつく時間なんですよ

北海道のひとと到着が一緒になるかもしれませんが、逆方向なので大丈夫です。

準備は手伝えませんが・・・」

「そうか、まあ君は元々明日は休みだったんだし、友達を待たせても悪いだろう

気にしないで楽しんできたらいい」

「ありがとうございます!」

そして翌日朝・・・

「ギヤ良し、オイル良し、ホイール良し、充電良し!

そしてボックスに入れて準備良~し、っと!」

「ケーくんケーくん、

あれ、軽大さん何してるの?」

丁度レースの準備をし終わった軽大のところにケーくんがやって来た

「これからミニ四駆・・・

車のレースがあって、それに出るんだ、 ケーくんも来てみる?」

「車のレース?見てみたい!」

「おし!なら一緒に行こう」

そう言って軽大は自転車に乗り、2人は外に出た

「あれ?新しいヒカリアンってまだ来ないよね?」

「うん、5時じゃなかったかな? なんで?」

「あれ・・・」

ケーくんが指差した先、

線路には黄色いバスがいて、道路に降りて行った

「あんなバス居たか・・・?

けどJHRマークってことはうちのだし、

やっぱり新しいヒカリアンだ!」

「追いかけよう追いかけよう!」

「・・・途中までね」

ケーくんが自転車に飛び乗り、軽大が全力でこぎ出した

当たり前だがバス相手にどんどん引き離されていくが、運良く近くの信号が変わり、バスが停車、自転車を横につけた

「ん?お前ヒカリアン?それにそのボックス、

そっちの前のヤツ、お前もレーサーか」

黄色いバスがバイザーを上げて話しかける

「やっぱり新しいヒカリアンだったんだ!ケーくんケーくん!」

「はぁ、はぁ、 ぞ、ぞぉぜっ゛・・・」

「おい大丈夫か・・・?

俺に乗ってけよ、お前も今日のアトムカップに出るんだろ」

軽大はバスの提案に頭を下げる バスはそれを見てドアを開け、2人は自転車をもって乗り込んだ

そして信号が青になったのを確認して走りだし、車内のモニターに目を表示する 「はじめまして、オレは特車隊デュアル、

今日北海道からやって来たヒカリアンさ、よろしくな!」

「はぁ、はぁ、 よ、よろじぐ・・・」

「ぼくは200系新幹線K編成、ケーくん!

いつもは東北支部にいるけど、時々本部に来てるんだ

こっちの人は工藤軽大さん、最近本部に来たんだって」

バテバテの軽大に代わりケーくんが自己紹介する

丁度そのとき黄色い文字で大きく「アトム」と書かれた模型店についた

この模型店は1階の奥にコースがあり、手前に小さい駐車場がある

この日は早く来たこともあり、黄色いバス・・・

特車隊デュアルはひとつだけ空いていた所に後部車体を停車させた

「ふ~、空いててよかった ちょっとコース見てくる、オレの車内はピットになってるから、自由に使っていいぜ」

「ぼくも・・・」

「お前大丈夫か?

ゲ!ナイアガラVer.1がある!」

「ナイアガラ?」

車内から出てきたケーくんが聞く

「ナイアガラっていう急なダウンヒル・・・

下り坂があるんだ、

あまりに大きくて急だから、すごくキツいんだよ・・・

あれは段ボールの自作か」

「お、もう使われてる」

「何だ?あれ知ってるのか?」

「ぼくが作った・・・」

「な! とりあえずチューンし直さなきゃだな・・・」

2人は車内に戻り、それぞれマシンを出した

「そういえばどんなマシン使ってるんだ?

オレはランチボックスをベースにDMVにしたんだ」

「ランチボックスのでぃーえむぶい・・・?

え?ちょっとマシン見せて!」

「え?これだけど・・・」デュアルはマシンを見せる

「やっぱり北のサラマンダーさん!」

「え?じゃあ、もしかして その新幹線色のセイバーは・・・

ミニ四駆レーサー鉄さんじゃないですか!」

「どうしたの!?」

「ぼく「オレたち仲良しでした!」」

「いやー、まさか北のサラマンダーさんがヒカリアンだったとは」

「もう敬語やめてデュアルでいいですよ、

しかし、鉄さんが鉄道好きは知ってたけどJHRにいたとは、

じゃあ、仕事で東京に引っ越したってのも自分のことだったんだ」

「ならこっちももう呼び捨てでもいいよ、

元々は九州支部に居たんだけど、技術を磨くために本部に来ることになったんだ」

「なんだ、オレも鉄と同じで、技術を学ぶためなんだ

ここにはすごい技術者がいるらしいしな」

「博士とドクターですね、」

「え?どうなってるの?」

状況が把握できてないケーくんが戸惑う

「あ、ゴメンゴメン

実はぼくたちはネットで前からよく話してたんだ

それで盛り上がっちゃって

あ、早くしないと車検間に合わないよ!」

「ホントだやべぇ!」

「そうなんだ、

ん?これは車のおもちゃ?」

ケーくんが2人のマシンを見て言う

ミニ四駆はおもちゃじゃねぇ!」

「そうだよケーくん、これがミニ四駆、レース用マシンで、これからこれを改造してレースをするんだ

本気を出せば60km/hも出るスーパーマシンなんだ」

「レースを見たら嫌でもおもちゃじゃないと分かるから、しっかり見てろよ!」

「こんな小さい車が60km/h・・・!?」

ケーくんが驚く

「ま、レースではコースアウトしないようにするのが重要だから、もっと遅いことが多いけどね」

そういいながら、デュアルはリヤステーを、軽大はタイヤを交換し、いくつか新しくパーツも装着して、デュアルは緑からグレーに、軽大は白から赤にモーターを同時に交換した

そして無事に車検を済ました

「オレは・・・

1回戦は鉄とは別か、当たるのは決勝だな」

「おし!デュアル、決勝で会おう!」

「お前もHD2に振り回されるなよ」

「ぬふふふ!レーンチェンジャーがループだから怖いものなしだぜ!!」

「ループとナイアガラって結構シビアなんじゃねぇか・・・?」

デュアルの心配通り、ナイアガラで飛び出すマシンや、ループで落ちるマシンが続出、 まともに完走できないマシンも少なくなかった

中にはスライドダンパーを着けなかったため、デジタルカーブで弾かれたマシンもいる

そして、デュアルの番が来る

「よし!次はオレだ」

「頑張れデュアルー!」

レッドシグナルが光る

[ピッピッピッピッピー!!]

青に変わり、3台のマシンが飛び出す

ギャン!ギャン!

デュアルのマシン「サラマンダー03」は、非常にスムーズなコーナリングで連続S字をクリアしていき、他の2台を引き離していった

「おし、そのまま行け!デュアル!」

「す、すごい・・・」

03はそのままのスピードでウェーブセクションに進入 前後のスライドダンパーによって、滑らかに加速 ループに入る

「登れーッ!!」

「鉄、ちょっとウルサイ・・・」

今までの走りで上げたスピードを使いループを一気に切り抜け、ウェーブ・カーブ・デジタルカーブ・ストレート・バンク・ヒルクライムを走り抜ける

ストレートではのこり1台にぬかれたものの、バンクで追い詰める。

デュアルのマシンはヒルクライムの終わりに、フロントの850ボールベアリングを引っかけて安定させ、ブリッジに入ったが

隣のアバンテは少しコースを出てしまい、なんとか着地するも大きくバランスを崩していた

そしてナイアガラに入る 2台とも大きくコースから出た

03はまっすぐ翔んでいたが、アバンテはコースから外れかけている

そして03のリヤローラーとアバンテが接触

アバンテは体制を建て直すが、03は逆にリヤがはみでてしまった。

「まずい、このままじゃデュアルはリタイヤだ・・・」

「や、落ち着いてよく見てろ!」

デュアルは自信満々に言う

しかし、このままでは着地時にブレーキが当たり、横転してしまう。

ガコ!

「え!?」

ゼッタイにCOすると思われたサラマンダー03は、何事もなかったかのようにコースを走っていた

「見たか!可変ブレーキの力を!」

「『可変ブレーキ』・・・?

そうか!フェンスに当たったブレーキが上にあがることで、デーパータイプローラーのようにマシンを中心に誘導するのか!」

「あぁ、ネットで見た改造を参考にしたんだけどな、」

03は仕返しといわんばかりの勢いでアバンテを追い上げ、 抜いた。

そしてコーナーで少しずつ、だが確実に距離を広げていく。

ホームストレートではアバンテに追い付かれるものの、2周目に入ったところでまた引き離しにかかる

「全体ではデュアルが勝ってるけど、ストレートでかなり詰められるね

このまま勝てるかな・・・」

「大丈夫さ! まず、この周回はループがある分オレの方が少しだけ長い

次に、あのアバンテは9mmをつけてる、つまり許容範囲を大きくして完走しようと言う作戦だろう

デジタルでも安定してるのは、ローラーの中にゴムでも入れて衝撃を和らげているのかな?

でもショック吸収はギリギリだろうし、コーナーはアウトによってストレートでは蛇行する

それでは走行距離が伸びるからかなりエネルギーを使うだろう

そうすれば速度は下がる」

「なるほど、

それにああなる可能性もあるし・・・」

軽大が見ていた先では、3位のホットショットVer.TZーXが速度不足でループから転落、リタイアした

「た、確かにな

それに対しオレの03は前後カーボンスラダンに、直進安定性の高い82mmホイールベース

横滑り防止のためローハイトワンウェイに縦溝レススポペラタイヤだ

もちろんワンウェイには軽量化の上520を入れてるぜ。」

「あ、ワンウェイ使ってんなら良いのがあるよ」

軽い大はそういうと、ポケットからタミヤのスペアボトル(丸形大びん)を取り出した

「ん?何コレ?」

「ぼくが作ったミニ四駆用強力フッ素コート剤」

「ガルーダにも使われてるんだよー!」

「え!?何それ!?ちょ、少し貸して!」

「もちろん、 他のとこにも使えるけど、そのときはグリスをしっかり落としてから塗ってね」

「おう!ありがと!」

デュアルは軽大からびんを受け取り言う

「あ!帰って来たよ。」

途中からコースを見ていたケーくんが言った

デュアルの予想通り、サラマンダー03はアバンテをストレート1枚離して3周目に入った

「よし!」

ファイナルラップだ、このままだったらいける!」

アバンテもファイナルラップに入り、03を追走するが、コーナーではやはり少しずつ引き離される

よほどスタミナのあるバッテリーを使っているのか、スピードは落ちておらずループも難なくクリアし、ストレートではかなり差を縮めるが、すぐにコーナーで離され

最終的に03はホームストレートの半分ほど離しゴールした

「おし!」

「やったね!」

「こんまま行きゃ勝てるよ!」

「おう! 次は鉄の番だろ、頑張ってこいよ!」

「もちろん!」

軽大はドリームセイバーをスタートにつける

(大丈夫、ちゃんとメンテしたから、あんなことは無いはず!)

シグナルが光る

「出発信号・・・」

ピッピッピッピッ

ピー

「進行確認!ゴー!セイバー!!」

軽大は勢いよく発車させたはいいが、少し出遅れてしまった

「バカ!何やってんだよ!」

「たいて~ぷたいて~ぷ」

そう言って時には、セイバーは他の2台を抜き去っていた

「え?何あのスピード」

「HD2? いや、もしかしたらPDなのかも」

「マスダン無いって、確実に飛ぶな」

いろんな声が聞こえるが、軽大は全っく気にしていない

「そのまま突っ切れー!!!」

・・・訂正

気にしていないのではなく夢中で聞こえてないようだ

「大丈夫か?鉄・・・」

「快調快調♪」

「・・・

飛んでも知らねーぞ、こんなスピード」

「飛ぶワケ無いじゃん♪

ッけー!!セイバー!!」

セイバーは03より乱暴ではあるが、かなり安定した走りを見せている

セイントドラゴンとアストラルスターはすごくいい勝負をしているが、セイバーにはおいてけぼりにされている

「いや、ナイアガラで勝負がつくはずだ!」

アストラルスターのレーサーが言う

「ああ、ナイアガラで勝負をつける!

カッ飛べ!セイバー!!」

軽大は豪並みに力強く言う

セイバーはヒルクライムをほとんど減速せず登り・・・

飛び出した

しかし左右にブレずまっすぐ進み、ブリッジにきれいに入り安定してナイアガラに入った ナイアガラでも大きく飛んだが、同じようにコーナー前に着地

何事もなかったかのようにコーナーをクリアしていく

「ぼくのマシンはローラー幅を限界まで広げ、ブレを極限まで小さくしている。

それに、インナーソフトスポンジの中空タイヤと前後のマスダンてショック吸収はカンペキだぜ!」

「マスダン?どこにも見当たらねぇけど・・・」

「ああ、後ろはステーとブレーキの間にスクエアを、前にはカウルの中に入れてるからね、見えにくいんだ」

「なんでそこにおいたの?」

ケーくんが聞く

「だって、マスダンってカッコ悪いじゃん?

スクエアはまだいいケド」

「・・・」

何か機能的な理由があると思っていたケーくんはガックリした

「あ、あとネットで近い位置に置いてたマシンがなかなかいい走りをしていたのを見たってのもあるけどね~」

「そ、そうなんだ・・・」

「そういえばお前、性能より見た目を優先してマシン作ってたよな・・・」

2人はマイペースな軽大に脱力した

一方セイバーは、ダッシュ系モーターと小径タイヤのトルクを、軽量ワイドな中空タイヤのグリップで確実に路面に伝え、ナイアガラをほとんど減速せずのぼりきれいに着地したため、チューン系でよじ登ってる他2台をさらに引き離した。

「けど、マスダン隠してる利用にしてはすごい走りだよな・・・」

「うん、ぼくもはじめてこの走り見たときびっくりしたわ~

知り合いのアドバイスがあるとはいえ、ぼくのマシンがこんな走りするんだからね~」

「「・・・」」

まるで他人事のように言う軽大に、2人はあきれてしまった

もっとも本人もこの性能を自分が作り出したことを信じきれていなかったが・・・

セイバーはそのまま2台を引き離していき、2周目もクリア

実際に見るのはまだしも、小説だと書くこと少なくてつまらないな

セイバー、少しは苦戦しろ~

「負けるな!その調子で行け!セイバー!!」

作者の気持ちを全く無視し、セイバーはかなり差をつけてゴールした

「よし!よく頑張った!! メンテメンテ!」

軽い大は車内へ急ぎ、工具や接着剤、接点グリスを出して念入りにメンテを始めた

ギヤには前回のフッ素コートがしてあるので、見る必要は無いはずだが、モーターをはずして空転させたりしている

「ここまでしなくちゃいけないの?」

「鉄は前、勝てるレースをメンテ不足で落としたことがあったらしいからな

今回のマシンはそのときのを改造したのだから、すごく気を付けてるんだろう

なあ、鉄、これ借りるぜ」

フッ素コート剤の入ったびんを持ってデュアルが言う

「ああ、いいよ

ちゃんとグリス拭き取ってね

そういやデュア、横滑り防ぎたいだけなら、デフ使ったがよかったんやない?

ローラーデフ使ってる人ヨンクラにおったやん」

「あんな~、お前俺の日記見て駆動系いじるの苦手って知ってるだろ?」

「いやいや、あんなシビアなローラーセッティングできるならできるでしょ」

軽大もデュアルも、メンテを終わらせてコースに向かった

(軽大は瞬着を乾かそうとマシンをふっていた)

「決勝進出者一人目が決まりました!」

「あ、もう決まったんだ どんな人だろう?」

軽大が覗くと、黒いレイボルフを持った、流線型のヒカリアンのような形をした黒い人物・・・

C55型流線型蒸気機関車20号機のブラッチャー

ブラッチャールウッカリーだった

「ブラッチャー!?」

「あ、ウッカリーさん! ウッカリーさんもレース出てたんですね!」

「誰だ?」

ウッカリーを知らないデュアルが聞いた

「あ゛~、敵」

軽大がしれっと答える

「ハ!?」

「ボクたちが戦ってる相手の一人

そういえば、最近悪いことしてないけど・・・」

「ウッカリーさんもうそんなにセッティングできたんですか、 凄いですね!」

「まあ、ナビ助が手伝ってくれたからね~」

[ピポポピー!]

ウッカリーの後ろから、一輪車のタイヤのような足(?)を持つロボットが現れた。

超特急時代、巨大機関車スモークジョーのコンピューターとして、

そしてもう一人のブラッチャーとしてウッカリーとよく一緒にいたロボット、ナビ助だ

「ってことは、スモークジョーも地球に!?」

「ううん、システムのバージョンアップのために、ナビ助だけ先に来たんだ

もうすぐ来る予定だけどね」

「へぇ・・・」

軽い大が少し残念そうに言った

「おい、コイツらいつ仲良くなったんだ?」

「さあ・・・」

「え~、コースチェックが終わったので、

北のサラマンダーさん、・・・」

「あ、オレ行ってくるね」

「うん、がんばってね!

ケーくんケーくん」

デュアルと他二人のレーサーがスタートにつく

『ピッピッピッピッピー!』

「っけー!!」

一斉にスタートした。

キイイィィィィ!

「な、なんだあの加速は!?」

サラマンダー03は、予選とは比べ物にならないほど、凄まじい加速を見せた。

「もしかしてアイツ、モーターパワダに変えたのか?」

「ぱわだ?」

ケーくんが聞く

「パワーダッシュモーター、公式大会で使用可能なモーターの中で最高ランクに当たるモーターのひとつ、

公式で使える方軸の中で最強のトルクを持ち、

回転数・・・

スピードもぼくのHD2より高いんだ」

「え?でもそこまで軽大さんのより速いわけじゃないような・・・」

「それはギヤ比の問題だよ

つばささんはケーくんより回転数の大きいモーターを乗せてるんだけど、営業最高時速は同じでしょ?

これは奥羽本線の急坂を登るため、ギヤ比を高く設定したからなんだ

それと一緒で、一番ギヤ比の高い5:1標準ギヤを乗せてるんだろう

まあ400系は正確にはその為に耐高回転モーターを開発したらしいんだけどね

スピードはあまり上げず、トルクを限界まであげて減速を減らすって作戦やろうな やろ?デュアル?」

「ああ、お前のあんな走りを見せられたら、奥の手を出さないわけにはいかないだろ!」

「でもカーブはともかく、アップダウンは大丈夫なん?

「マスダン増やしたから大丈夫だ

ボディのなかに入れてるけど、場所がなかっただけだから、見た目ばっかのお前のと一緒にするなよ」

「三木さんも、『美しいものを作れば速くなる』って言ってたけどなぁ~」

もちろん、ここで軽大が言ってる「三木さん」とは、試作車1000型の先頭形状を設計した三木忠直氏のことである。

サラマンダー03は、トップスピードは他のマシンと差はないものの、減速の小ささ、加速のよさをフルに発揮し

少しずつ、確実に距離を広げていく

ナイアガラも同じようにクリアし、他2台と大きく差をつけてゴールした。

「よし!決勝進出! 鉄、前みたいにCOするなよ

決勝戦で待ってるからな!」

「おう!メンテも今回はバッチリだから大丈夫だぜ!」

~~~~~~~~

「コースチェックが終わったので、残りの予選通過者の方は・・・」

「はい!はーい!」

軽大がコースにつく

「それでは位置について・・・」

ピッピッピッピッピー!!

「出発進行!」

今度はタイムロスなしでコースに入る

キイイィィィィ!!

いきなりセイバーが飛び出した

だが、このセイバーは軽大の「セイバー6OOクリヤーボディ改『ドリームセイバー』」ではなく、

赤いカラーの縁に緑のラインが入ったマシン「バンガードソニック」だった

(「セイバー」とは、ブラックセイバー、マグナムセイバー、ソニックセイバー、セイバー6OO、プロトセイバー、スーパーセイバーの他に

ビクトリーマグナム、バンガードソニックの「Vセイバー」や、バイソンマグナム・ロデオソニックのことも指す)

コーナーもギリギリながらクリアし、どんどんマグナムセイバーとの差を広げていくVセイバー

しかしヒルクライムのあと・・・

ギャン! ガッ! ナイアガラの直前に着地し、そのままマグナムダイナマイト(マンガ版、ソニックなのに・・・)

コーナーにつきささり即回収・・・

「ふ~、 ああなるとわかってたけど安心した~」

「ああ、そうだな・・・

でも、いくらなんでもアレはないだろ・・・」

軽大とデュアルがそんなことを言っているうちに、マグナムセイバーがナイアガラをクリア

2位のマシンをどんどん引き離して2周後にゴール

同じコースに同一セッティングだと、書くことあまりないな・・・

「よし!ゴール メンテメンテっと!」

軽大はセイバーを持って車内へ向かった。

~~~~ 数分後 ~~~~

「では、決勝に出るウッカリーさん、北のサラマンダーさん、ミニ四駆レーサー鉄さんは、スタート前に集まってください・・・」

「おし、2人とも行くぞ!」

「おう!」

「ブラッチャー!」

3人がそろってスタートにつく

「シグナルを点灯します」

ギャイイイン!

キイイィィィィ!

シャアーーー!

3台のスイッチが入った

FMXX、AR、カーボンSⅡの音がコースに響く

[ピッ  ピッ  ピッ  ピッ  ピー]

シグナルが青に変わった

「出発進行!ゴー、セイバー!」

「行け!03」

「発車あ!」

「みんながんばってね!ケーくんケーくん」

[ポポピポピー!]

ギュイィィィ!

はじめにデュアルの03が飛び出した

「標準ギヤとパワーダッシュモーターの力さ!

タイヤも可能な限り小さくしてるから、これ以上のトルクは出せないぜ!」

しかし、すぐに軽大のドリームセイバーに追い付かれた

「何!?」

「ぼくもデュアルに負けられんけさ、同じようにパワダ乗せさせてもらったよ

ギヤは4.2:1のスピードギヤやけん、加速はともかくトップスピードはこっちが上!

計算したけどHD2とそんなにスピード変わらんけ、安定性もモーマンタイだす!」

だが、すぐに03とセイバーの間を黒い風が切り裂いた

ウッカリーの愛車、黒いレイボルフだ。

このレイボルフは、リヤウインドウにブラッチャーのマーク、フロントウインドウの上に「C55 20」と書かれた金色の帯、ウイングに「UKKARY」の文字、サイドに55というゼッケンのステッカーがペイントされている シャーシは本来はMSだが、このマシンはFMXXに乗っていた。

「お!カッコよくなっとるやん、このレイボルフ」

「ん?鉄、このマシン知ってるのか?」

「うん、ってかこのボディ塗装したのぼく

たまたまパーツ買いに来てたウッカリーさんと会って、ミニ四駆やってみない?って言って渡したんだ~」

「「・・・・・・」」

「やってみたらとても面白かったんだ~」

「ウッカリーさんはメカいじりとか好きそうですしね~」

「・・・・・・ 鉄、お前の考えていることがよくわかんねぇよ・・・」

その後、

連続コーナーやウェーブでは03が前にたち、ストレートではレイボルフが追い上げ、ナイアガラの立ち上がりはセイバーが一番という、抜きつ抜かれつの走りを続けていた

「っっけーー!!! セイバァ!!!」

「負けんなッ!03ィッ!!」

「がんばれ~!レイボルフー!」

最後のホームストレートに帰ってくる

1位のセイバーに、コーナーで03が差を詰める

そして、最後のストレートを利用してレイボルフが加速・・・

「ゴール!! ・・・・・・今のどれが1位だ?」

ほとんど一直線に並んでチェッカー

「これ、どうしたらいいんだろう・・・?」

「あの~、この動画使えませんか?」

軽大が何かを差し出した

「ん?鉄、これ何だ?」

「3DSを元に作った自分専用端末の『マグナム5号』、

ネットに出そうと思って今のレース録ってたんです。

これで画像判定できないでしょうか?」

「なるほど、これだね

うん・・・

セイバーが一番か? いや、黄色いマシンのローラーが張り出してるし、

レイボルフもラインにたっしてるような・・・?」

「ちょっと線引いてみます」

軽大は画像をコピーしペイントに張り付け、フェンスに垂直に線を引いた

「えええええ!?」

「どうした、鉄!?」

「こ、これ・・・」

「何ィ!?完全同着!?」

「これじゃ、全員優勝・・・?」

「おおー!それはすごい」

「・・・

まあ、確かにそうなるよな・・・」

「・・・じゃあ、それでいいんですね?

では、賞品は・・・」

「ああ、ぼくたちで話し合って分けさせていただきます。

それでいい?2人とも」

「ああ、いいぜ」

「ボクもそれでいいよ」

「では、まずはこれを 賞状も取ってきますね」

係の人がタミヤの紙袋を3人に渡す

「よっしゃー!!

ぼくたち3人が優勝だー!!」

「この決着は、いつか絶対につけようぜ!

え~と・・・

敵!!」

「ボクの名前はウッカリーだよ・・・」

「3人ともすごかったよ!

ケーくんもやってみたいな」

「お!ならやるか!?」

「うん!でも、難しくないの?」

「んにゃ、そんなことは全くないよ~

そりゃぼくみたいにフルベアとなるとかなりシビアになるけど、元々ミニ四駆は入門用として開発されたプラモデル、

組み立てやすさは抜群さ!」

「それに、オレたちがとことん教えてやるよ!」

「ホント!?」

「もちろん!

・・・あ、それならついでに同じ内容を『動くメモ帳』で公開するのはどうかな?」

「・・・? ああ!あのアニメか、 いいんじゃないか!?」

「おし!それで決まりだね!」

軽大とデュアルが話しているとき、店内放送が入った

『え~、今から抽選会があります・・・』

「抽選会だって! ケーくん行ってきたら!?」

「抽選会?」

「クジで当たったら、ミニ四駆とかが貰えるんだよ」

「へー! じゃあいってくる!!」

「てら~、

じゃあぼくらは賞品を分けよこう。」

軽大が袋をひっくり返す

中には ホワイト強化ARシャーシ

フルカウル用カーボンワイドプレート

スピンバイパーパールブルースペシャ

19mmオールアルミベアリングローラー

ARシャーシセッティングギヤセット

プロトセイバーEVO.のボディとシール

カーボンスーパーXシャーシ

ブレーキスポンジセット

が入っていた

「おお!!EVO.!

ちょうど欲しかったんだよぉ~

これもらっていい!?」

「オレは別に

それよりカーボンと19mmオールアルミが欲しい!

高速向けのセッティングでフロントが少し不安だったんだ」

「ボクは、カーボンXシャーシとギヤとスポンジが欲しいな」

「お、きれいに分けれ・・・

てないね 白ARどうするよ」

「オレのは黒く染めてるけどすでにポリカだし

鉄プロトセイバーのシャーシに使ったらどうだ?」

「や、銀MSを用意しとるんよ・・・

ま、とりあえずぼくが持っとくわ」

そのとき、ケーくんが帰ってきた

「ケーくんケーくん」

「お、お帰りケーくん どうだったか?」

「これがもらえたよ!」

ケーくんは手に持ってた箱を開ける

「う、ウイニングバードフォーミュラ!?」

「なんだ?フォーミュラって」

「昔発売されてたレーサーミニ四駆のクリヤーボディ限定マシンさ、

ウイニングバードをベースにしてるから、そのあとシールを変えてウイニングバードクリヤーボディとして販売したんだって

さすがのデュアルも知らなかったんだ」

「そんなマシンがあったのか・・・

大切にしろよ」

「うん!」

「親切にシャーシもついて・・・

ってタイプ3かよ!」

「どうしたの?」

「このシャーシ、あんまりにも古すぎなんだ・・・

これを速くするのはかなり大変だよ・・・」

「え!?」

「タイプ系か・・・

ん? そうだ!そのARを使えばいいんだよ!」

「あ、そうか! ウッカリーさんもいい?」

「うん」

「じゃ、このシャーシをケーくんにあげよう」

軽大がケーくんにシャーシを渡す

「いいの?」

「うん、みんな今回は使わないし

ミニ四駆はシャーシを簡単に変えられるけん」

「へー」

「あ、ボクそろそろ帰らなきゃ

今日料理当番だからオヤブンに怒られる」

「そうですか、じゃあまた今度~」

「次はキッチリ決着つけてやるからな!」

「うん、じゃあね~」

「ピポピ~」

ウッカリーとナビ助は帰って行った

「じゃ、ぼくらはこれするか」

軽大がマグナム5号にうごメモを起動して言う

「おう、いいぜ」

~~~~~~

「よし、完成」

「いいのか?ローラーセッティングのコトもだけど、オレたちの口ゲンカも入ってたぜ・・・」

「大丈夫大丈夫、おかげで予定変えやすくなったし

そ~うだっ

ケーくんこれ読んでくれる?」

「え? 『というわけで、予定は変わる可能性もあります』・・・」

「オッケーイ!

これであとは帰ってから絵描くだけっと

ん?どーしたデュアル?

デュアルがあきれたような、懐かしむような、そんな感じの目で軽大を見ていた

「いや、お前がオレの親友にそっくりだなぁって思ってさ」

「そうなの!?北海道支部の人?」

「いや、ヒカリアン星のやつだ

ミニ四駆を教えてくれたのもそいつなんだ」

「へぇ~ そんなん似とるん?」

「え?

ああ、まぁ何つーか行き当たりばったりなところとか、高所恐怖症なところとか、ギミックパーツと抵抗抜きが好きだったりとな

もうすぐこっち(地球)に来るらしいから、その時紹介するよ」

「そうなの!?楽しみ~」

「ねぇ、そろそろ帰らないとじゃない?」

「ホントだ、

じゃ、ちょっとキャップスクリューだけ買わしてくれ

そしたらすぐ帰ろう」

「うん、そうしょ じゃ買いよる間何か見よくわ」

3人は2階の店内に入る

「キャップスクリューください」

「はい、あとおつり」

「ありがとうございます

鉄行くぞ~、って何見てんだ?」

「あ、やコレやっぱこうなんだなぁ

って思ってた」

「ん?スーパーセイバーオープントップのスペシャルVer.?」

「うん、これ『セイバー』って人物乗ってるやろ?

最初画像ないときにそれ知って、どんなマシンか想像してみたんよ

けどこんなキャラ知らんし、セイロクやレッツゴー兄弟まで考えたんだ

でもミニ四駆onミニ四駆は無いだろうし、レッツゴー兄弟は『星馬』であって『セイバー』じゃない そこで思い出したんだよ『ライトニングセイバー』を!!」

「『ライトニングセイバー』?」

「ああ!あのライトニングガルーダMK.Ⅱの武器さ!

それなら何個も買ったのに!!」

軽大が悔しがる

「巨大ロボの剣が刺さったミニ四駆って・・・

いくらなんでもそれはないだろ」

「今度自作してみょっかな~?」

「せめてガルーダそのものにしとけよ・・・

買うもの買ったし帰るぞ」

3人は一階の駐車場に戻り、軽大とケーくんはデュアルの車内に乗り込む

ヒカリアンリターン!」

デュアルも車両モードに戻り、ステーションへと帰って行った

~~~~~~

「そろそろ軽大とケーくんが帰って来るはずなんだが・・・」

「「ただいま!」」 ツバサの後ろに3人が立っていた

「うわ!?いつの間に!?

というかお前は誰!?」

「はじめまして、今日から本部でお世話になる特車隊デュアルです!

よろしくお願いします!!」

「お、おう、よろしく・・・

って、お前らどこから出てきた!?」

「デュアは軌陸車だから、線路の上も走れるんです

だから途中の踏切から線路に乗り入れて、客車を基地に置いてから来ました」

「鉄がそっちから入ろうって言ったんだ、」

「テツ?」

「あ、ぼくのハンドルネームです

ホントは『ミニ四駆レーサー鉄』って言うんですが、ミニ四駆のサイトでは皆がミニ四レーサーだから、そこが省略されて『鉄』って呼ばれてるんです。」

「で、オレはインターネットで鉄と知り合って、そのまま呼んでるってワケ

そーいやネットで本名出すなよ~」

「分ーってりょー、『北のサラマンダー』さん」

「これからもよろしくな」

「うん!」

「ということは、昨日言っていた友人というのは、新しく来たヒカリアンだったのか」

「はい、ぼくも驚きましたよ」

「それより、JHRの隊員であるお前が、敵対する組織と仲がいいことにビックリだよ・・・」

「「「え!?」」」

「ブラッチャーにミニ四駆をあげたんだって」

「ウッカリー・・・だったけな?

ったく何考えてるんだか

まあ、マシンのメンテもしっかりしてたし、レーサーとしてのマナーもちゃんと分かってたから、悪いヤツじゃなさそうだったけど」

「まあ、こうやってブラッチャーと友好的な関係を築けたら、いつか戦わなくてすむ日が来るかもしれないじゃないですか」

「・・・

ま、それもそうだな」

軽大は冗談半分で言ったつもりだったが、

ウエストとノゾミは、「全ブラッチャーと、はともかく、あの3人とならできるのでは」と思っていた

「とにかく」

「「「ようこそ!JHR本部・ヒカリアンステーションへ!」」」

~~~~~~

「よいっと」

「お、重・・・」

「お前、本当に体力無いんだな・・・」

「いいじゃんこれがぼくのアイデンティティーなんだから!」

「どんなアイデンティティーだよ・・・」

デュアルと軽大が、軽大の部屋に荷物を運んでいたとき、のぞみが来た

「軽大は居るか?

ん?ここは軽大の部屋だよな」

「あ、はい

どうせなら大きなコースを作ろうってなって、新しい部屋をミニ四駆コース部屋にし、こっちで寝ようってなったんです。」

「鉄が大丈夫って言ってたけど、まずかった?」

「いや、二人がいいならそれでいいが

終わったらでいいから、車両整備室に来てくれないか?」

「はい、何があったんです?」

軽大が聞く

「来週新しくヒカリアンが来ることになって、彼らの体・・・

E5系U1編成、N700系Z1編成、700系E1編成レールスターを整備することになった」

「そうなんですか!?

じゃ、ここでは誰を?」

「E5系は東北支部、レールスターは西日本支部で整備してからこちらに来ることになってる だから本部ではN700系の整備をすることになった」

「あー、そうなんですか・・・」

軽い大が少し残念そうに言う

「よし終わりっと おい鉄どうした?、いつもN700系のシャツ着てるのに」

「いやさ~

ぼく500系派やけん、WDT205系統台車いじりたかったな~

って」

「だ、だぶ・・・?」

JR西日本の新幹線用標準型台車、

500系のWDT205台車に始まり、より重たい700系に耐えられるよう調整したWDT205A台車、さらに火山灰対策をした800系用のWDT205K台車がある

これらの・・・」

「あ、分かった分かった!

つまりレールスターの台車がメンテしたかったんだな!」

「あ、んまあそうゆうこと」

「こっちももう終わったから行って来ていいぜ

その間パソコンに俺のアカウント読み込ませてもいいか?」

「ありがと~!

パソコンも自由にどうぞー」

「サンキュー、じゃあ頑張ってな」

「うーす」

軽大とのぞみは、整備室に向かっていった

デュアルはそれを見届けてから、パソコンに「V6」と書かれた銀色のUSBを差し込んだ

するとパソコンが自動で起動し、0と1だらけの画面が現れデータを読み込んでいく

「ふ~、V6兄さんの技術はやっぱりすごいなぁ」

しばらくすると画面が一度消え、ログオン画面になる

はじめはシャットダウンしようとしたが、メールが来てる表示があったためログオンした

「お、来週2人もくるのか!

楽しみだな

よし、俺も鉄たち手伝ってくるか」

デュアルはパソコンを閉じると、のぞみたちが行った方向へ歩いていった。

その場の思い付きと勢いのみで描いたごちゃまぜ小説(ヒカリアン&トレインヒーロー&カンセンジャー&トッキュウジャー&電王&マイトガイン)

ある早朝
博多駅新幹線ホームに赤い蒸気機関車が入ってきた
「皆さん、ここのところイエローレッシャーとピンクレッシャーの調子が悪いので、この先の工場で修理してもらってきます。
終わったら連絡しますので、それまでゆっくりしていてください」
降りてきた5人に、手にパペットをつけた車掌らしき人物が言った
そして、蒸気機関車は博多総合車両所へと走って行く
「よーし、ここの名物いっぱい食べるぞー!」
「ライトそればっかり」
降りてきた5人も、ホームから外へ向かっていった

しばらくして・・・
たくさんの新幹線が停車しているなか、
さっきのホームのとなりに500系新幹線V8編成が入線してくる
その時・・・
「キャー!」
ホームから悲鳴が聞こえた
そこを見ると空き缶やペットボトルを体につけ、キャリーバックと携帯電話を持った怪人がいる
乗客たちが逃げ惑うなか、逆走してくる人がいた
赤い蒸気機関車に乗っていた5人+1人だ
「シャドー!?
こんなところにまで来てたのか!」
「お、お客様
ここは危険です!早く避難してください!」
500系の車掌が言う
「おれたちは大丈夫
それよりお兄さんこそ逃げて!」
「私にはまだやることがありますし、何よりお客様をおいて逃げる訳にはいきません!」
そう言うと、車掌室に戻った
「どうしよう・・・」
「仕方ない、俺達で車掌さんを守ろう」
6人は鉄道模型を取りだし、はじめの5人はうでのブレスにセットする
「「「「「「トッキュウチェンジ!」」」」」」
5人はブレスを閉じ、6人目はスマホに走らせた
[変身イタシマース
白線ノうちがわニ下ガッテお待チ下サーイ]
それぞれの車両が体の周りを走ることでスーツが装着され、6人は変身した
[トッキュウ1号~]
「はっ!」
[トッキュウ2号~]
「迷惑行為はおやめください」
[トッキュウ3号~]
「ハッ!」
[トッキュウ4号~]
「フッ!」
[トッキュウ5号~]
「は~い」
[トッキュウ6号~]
「トリャー!」
「「「「「「勝利のイマジネーション
烈車戦隊トッキュウジャー!」」」」」」

そのころ、500系車掌室では、車掌がモニターでどこかと通信を始めた
『どうしたの?ニシ』
「現在博多駅に怪人が現れました
ダークマインダーではないのですか!?」
『何!?
・・・
確かに、何か闇のエネルギーのような反応があるわ
でも、悪のオーラとは別のものよ、得体の知れない分あまり関わらない方がいいわ』
「しかし、まだホームにはお客様が!」
『・・・
分かったわ、
でも、敵の正体が分からない以上、無茶をしないこと
いいわね?』
「了解!

鎖錠良し
ジャスティス、作動良し!」
通信を切ると、車掌はドアの鍵と腕時計を確認する
[隊員No.01、変身プログラム始動]
「チェーンジ!500!!」
[Aエネルギー変換Bエネルギー変換Cエネルギー変換Dエネルギー変換]
腕時計を前に掲げ、縁を90度回転させると、身体中にスーツが装着された
カンセンジャー500、到着!」
[隊員No.01、変身成功]

「現れたなトッキュウジャー、
6人と聞いていたが、7人目もいたのか」
「「「え?」」」
怪人の言葉に、6人は疑問に思って隣を見る
そこには乗務員室の扉を丁寧に閉めるカンセンジャー500の姿があった
「お前は誰だ」
「もしかしてさっきのお兄さん?」
「え?
は、はい」
「トッキュウジャーってもう一人居たの?」
「とっきゅうじゃー?
私はカンセンジャー500ですが・・・」
「よく分からないけど、まずはとにかくアイツを倒そう」
「うん、
よーし、トッキュウジャー、出発進行!」
その時、1号車から運転士が降りてきた
「ん~
なんかやけに騒がしいな・・・
って何じゃありゃ!?」
この運転士は、まだ20になるかならないかぐらいに見え、何故新幹線の運転しになれたのか謎だが、何年も新幹線の運転をしているベテランのような貫禄がある
「なんだあいつらは・・・
とりあえず誰かヒカリアンを呼ぼう
今回送中で近くにいるのは・・・
ウエストと、ちょっと遠いけどのぞみか」
運転士は水色のごつい通信機を出し、誰かに連絡を始めた
そして数分後、500系新幹線の量産先行試作車、W1編成がが入線してきた
その先頭部が外れ、小さなロボットのような人物になり、隣に少年が現れる
「うわ!
何なのあのゴミの塊!」
「な!ゴミとはなんだゴミとは!
我が名はメイワクシャドー、人間を操り迷惑をかける行動をして、闇を産み出すのだ!
それより貴様こそ何者だ?
トッキュウジャーの新しい烈車か?」
「うわぁ!何あれ?
電車のロボット?」
「ボクはロボットじゃなくてヒカリアンだ!」
「何それ?ロボットと何が違うの?」
「ボクたちヒカリアンは宇宙人だ!」
「宇宙人だろうとなんだろうと、邪魔をするなら容赦はしないぞ
やれ!クローズ!!」
「「クロッ!」」
メイワクシャドーに言われ、クローズと呼ばれた怪人がウエストたちに襲いかかる
「とりゃ!」
「えい!」
「よっ」
しかし、次々と3人に倒される
「ここはぼくたちに任せて!」
「うん!
ねぇ、そこの500系みたいな人、」
「私ですか?」
「うん、500系同士合体技とかできないかな?」
「なるほど、やってみましょう」
ウエストの提案にカンセンジャーが賛同する
パンタグラフソード!
サンダーショット!」
「バードソード!
ライトニングフェニックス!!」
「「サンダーフェニックス!!」」
カンセンジャーとウエストがそれぞれ剣から放った雷と炎の鳥が融合し、エネルギーが大きくなる
「俺もいくぞ
ユウドウブレイカー!」
[整列乗車にご協力下サ~イ
ご協力下サ~イ!]
「よし、じゃあおれ達はこれだ!
落書きレインボーラッシュ!」

「落書きはメイワクだ~!」
ドカーン!
メイワクシャドーは身体中に落書きされ、爆発した
しかし・・・
「これで終わったと思うなよお~!」
倒されたはずのメイワクシャドーが、巨大化して復活した
「え!?何あれ!?
あんなのアリ!!?」
「こ、これは一体・・・!?」
ウエストとカンセンジャーが驚く
「車掌さん、修理は終わった?」
『それが、まだ発進できる状態ではありません!』
そのとき、どこからともなく声が聞こえた
「それなら心配ない!」
すると線路上の空間が歪み、300系と400系の先頭車が背中合わせに連結した謎編成が入ってきた
「君は?」
「俺達は勇者特急隊
代わりに俺達が合体する」
「よく分かんないけど分かった
助かるよ
よし、俺達も烈車を呼ぶぞ」
そう言うと、トッキュウ1号、2号、4号はブレスを開き、閉めなおした
[烈車ガ参リマ~ス
危ナイですノデ、白線ノうちがわニ下ガッテお待チ下サーイ]
すると、赤い蒸気機関車・・・
レッドレッシャーを先頭にブルーレッシャー、グリーンレッシャーが繋がった編成が入ってきた
そして、それぞれに乗り込む
また、反対方向から別の300系新幹線が入ってきた
「テツユキくん、遅れてすまない
牛若丸もガルーダも呼んである
我々も行こう!」
「おう!」
500系の運転手はやって来た300系に乗って走り出した
「ボクたちも行こう!
ヒカリアンリターン』!」
500系W1・・・
ライトニングウエストも新幹線に戻り、少年を乗せて走り始める
『ニシ、あなたもこの車両の運転席に乗り込みなさい』
「え!?
しかし、わたしは運転できませんし、行ってどうするんですか?」
『大丈夫、その車両はあの蒸気機関車と連結できるように改造したわ
操縦も500系シャトルと同じ方法で大丈夫』
「い、いつの間に!?」
そのとき、ホームの下から蒸気機関車のような人物が二人出てきた
ドジラスとウッカリーだ
「ふー、ようやく完成~」
「ま、おいらたちには朝飯前だけどね~」
「き、君たちがしてくれたのか・・・?」
「「うん!」」
「ありがとう!」
カンセンジャーはV8編成に乗り込んだ
「戸締点、時刻良し、発車!」
ファァァァン
「「「烈車合体!」」」
掛け声に合わせ、レッドレッシャーの機関車と522-7008が入れ替わり、右にブルーレッシャー、400系・・・
マイトウイングが
左にグリーンレッシャー、300系・・・
ガインが並ぶ
そしてグリーンレッシャーとブルーレッシャーがV8に接近、側面を接触させ合体し立ち上がる
同時にガインとマイトウイングが上昇し変形、
ブルー&グリーンレッシャーに付き、腕となる

そのとき・・・

『おいお前ら!何やってるんだ!?』

空中に光の輪が現れ、赤い列車が現れる

仮面ライダー電王の操るデンライナーゴウカだ

モモタロス!!ちょうどいいや、お前も合体しよう!!』

『え!?お、おう・・・』

デンライナーはいつの間にか先頭車のみになり、しかも2両に増えブルーレッシャーとグリーンレッシャーの1号車と交代する
『毎度ご乗車ありがとうございます
トッキュウオー完成いたします
ハイ頭付きます』
『銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号』
『『『勇者トッキュウオーカンセンジャー』』』『feat.デンライナー
『『『『定刻通りただいま到着!』』』』
完成したのは、
顔がカンセンジャー500、腕が300系と400系、
肩がグリーンレッシャーにブルーレッシャー

足がデンライナーゴウカ
胸には500系新幹線がついた巨大ロボだった

そのとき空高く、青白ツートーンカラーの飛行機が2台飛んできた
「『ガルーダチェンジ!』」
「『牛若丸チェンジ!』」
掛け声に合わせて2台の飛行機は変形し、中心に穴の空いた巨大ロボに変形した
「『「『ライトニングイン!!』」』」
「『ライトニングガルーダMk.Ⅱ!』」
「『ライトニング牛若丸!!』」
ロボの中心に、500系ウエストと300系のぞみがそれぞれ合体し、ヒカリアン支援組織がほこる戦略型格闘兵器2体が完成した

『烈車合体』
列車の上に列車が乗った奇妙な編成が立ち上がり、またロボに変形する
『乗車完了、ビルドダイオー!』

「な、何!?
ロボが4台だと!?
ならばこちらも
クライナー!」
メイワクシャドーがよぶと、遠くからうずうずしいデザインの列車が7台現れ、それぞれ変形した
「行け!クライナーロボ!」
「うわ!なんかいっぱい来た!」
それぞれが応戦するが、相手の方が数があるため全体的に不利になっている
『くそー!
こっちの方がずっと強いのに!!』
「ダメだ、数で押されてる!」
[つばめ突き!]
その時、駅の方から光線が飛んできてクライナーにダメージを負わせた
見ると、デフォルメされた500のようなロボがスピアをかまえている
[おれがアシストする!
まずは周りの雑魚を片付けるぞ!]
「だ、誰だか分からないけどありがとう!
君もヒカリアン?」
[ひかりあん?
おれはトレインヒーローのゴウ、
90年ほど未来からやって来たトレインだ]
『よろしく!ゴウ!
よし、いくよ!ケンタくん!』
「うん!」

「とりゃー!」
[つばめ突き!]
「『うおぉぉぉ!』」
『そりゃー!』

『「今だ!
ライトニングビッグバン!」』
ガルーダ以外がクライナーロボを1ヶ所に集め、それをガルーダの必殺技が貫く
「クライナーぁ!
くそーっ!!」
メイワクシャドーがやみくもに牛若丸へ突進する
「フッ
そんなので怯むとでも思ったのか?
いくぞのぞみ」
『おう!』
『「空気投げ!」』
「うわぁ!!?」
牛若丸は相手の動きを利用して投げあげる
「『みんな!今だ!!』」
「『ライトニングバスター!!』」
[つばめ突き!]
『動輪剣!』
『『『勇者トッキュウオーカンセンジャー、雷縦一文字斬り!』』』
トッキュウオーカンセンジャーは、手にした剣に電気を流し、デンライナーゴウカの車輪で走りながら敵を縦に斬る
ガルーダは、翼を広げてエネルギーをため、ブースターから放つ
ゴウは手に持ったスピアにエネルギーをため敵に放つ
「出番が少なすぎてメイワクだー!」
ドカーン!
今度こそ怪人は爆発し倒れた
『やった!』
それぞれ合体を解除し、博多駅のホームに下車する
「ふー、まさか倒したらいきなり巨大化するなんて
ブラッチャーロボは牛乳をたくさん飲んで巨大化したけど、それ以上にビックリだよ・・・」
「全くだ、でもなんとかなってよかったよ
それより、そちらの皆さん、自己紹介がまだだったな
我々はヒカリアン
遠い未来の星から、線路の平和を守るために地球にやって来た宇宙人だ
普段は東京にある基地で各地の線路を監視したり、他の列車に混じって旅客輸送

などを行っている
君たちは?」
「私は宇宙警備隊隊員No.01
カンセンジャー500です
ダークマインダーから地球を守るためやって来ました
普段は山陽新幹線の車掌として働きながら、パトロールをしています」
カンセンジャー500が答えた
「へー!お前たち宇宙人なんだ!
俺たちはトッキュウジャー
俺たちの生まれた町を取り戻すために、シャドーと戦ってるんだ」
トッキュウ1号が答える

「俺は仮面ライダー電王デンライナーで時間を超えて、イマジンって怪物と戦ってんだ」

モモタロスが言う

[私たちは勇者特急隊
昭和125年の未来で、巨大ロボットを使った犯罪を相手に日夜戦っている]
ガインが言った
[オレはゴウ
2090年代に線路のないところでも活動できるよう設計された、人工知能を搭載したトレインだ
将来的にレーザーレールを走る旅客列車になれるよう、トレインベースで仲間と訓練をしたり、災害救助をしていた]
「ええっ!?
そっちは未来から来たの!?
なんか俺たちすっごい普通・・・」
「いやいや、本当は子供なのに大人の体になってたり、普通の大人に見えない列車に乗って旅をしている時点で俺たちも十分普通じゃないよ

ていうか、昭和125年って・・・」
勝手に落ち込む1号に4号がツッコミを入れる
そのとき、カンセンジャーに通信が入った
『ニシ、乗務員室に来て
トッキュウジャーに渡してほしいものがあるの』
「は、はい」
カンセンジャーは乗務員室に向かう
[500系新幹線乗務員室転送プログラム接続手配完了]
『トッキュウレッシャー転送開始』
[500系新幹線転送プログラム始動]
[Aエネルギー変換Bエネルギー変換Cエネルギー変換Dエネルギー変換]
[転送成功]
カンセンジャーが乗務員室に入ると、トッキュウジャーが変身するときに使ったものに似た500系の鉄道模型があった
「これは?」
『トッキュウジャーが使用するアイテム「トッキュウレッシャー」を元に作ったものよ
回送運転中や車庫で停車中にかぎりこの車両を呼び出したりできるわ』

・・・

「だそうです」
「へぇ!」
「新しいトッキュウレッシャーか」
「私も何かあったら駆けつけますので、」
「ありがとう、助かるよ」そのとき、トッキュウジャーに通信が入る
『皆さん、イエローレッシャーとピンクレッシャーの修理が終わりました
今からそちらに向かいます』
[俺もそろそろ帰らないとな]
ゴウが言う
「どうやって帰るの?」
[それはレーザーレールの上を超音速で走って・・・
しまった!加速するためのロケットがない!]
「時間を越えるんだったら、電王に頼んだらいいんじゃないかな」
「なるほど、」
そのとき、モモタロスの後ろにスーツ姿でスプーンを持った男性
デンライナーのオーナーが現れた
「なるほど、この時間帯に時空のずれを感知したのですが、彼らだったのですね
本来チケットを持っていない人物は乗せられないのですが、未来の存在が過去に長時間とどまっていると時の運行に支障が出てしまいます
特別に貨物用として片道切符を発行しましょう」
そう言うとオーナーは右手を動かし、三枚のカードが現れた
それをゴウ、ガイン、マイトウイングに渡す
「では、後ろに連結してください
未来までお送りします」
[ありがとう助かるぜ]
ゴウとガイン、マイトウイングはデンライナーゴウカの後ろに連結し、走り始めた
デンライナーたちは光の輪を潜り、消えた
それと入れ違いにピンクレッシャーとイエローレッシャーがやって来て、グリーンレッシャーに連結する
「じゃあ、俺たちもそろそろ行きますか」
「そうだね」
「じゃあね!ヒカリアンカンセンジャー!」
「うん!
トッキュウジャーのみんなも元気でね!」
「また何かありましたら、私も駆けつけますので」
トッキュウジャーたちはレッドレッシャーに乗り込み、ホームから出ていく
「私も、車掌業務に戻らせていただきます。
しかし、ダイヤが大幅に乱れてしまいましたね・・・」
「それなら心配ない
我々JHRが、臨時便を走らせて遅れを取り戻そう」
「ありがとうございます!」
「じゃあいくぞウエスト
ヒカリアンリターン』」
「うん
ヒカリアンリターン』!」
ウエストとのぞみは列車モードになり、線路についた
そのとき、沢山の新幹線が巨大な怪人を倒したのを見て安心した乗客がホームに戻って来た
数分後、ケンタくんが乗り込んだテツユキとカンセンジャーの乗り込んだV8編成、ウエスト、ノゾミが発車する
「それでは、皆さんお元気で!」
「うん!また何かあったらJHRに連絡してね!」
ノゾミはJHR専用線へ、
ウエストは東京方面へ、
V8編成は博多南方面へと走り去っていった

記憶喪失

f:id:k_hirahara8-23:20150405145827p:plain

~プロローグ~

「オイル問題なし、空気バネも正常…と」
「922型20番台、サビはありませんでした!」
ある鉄道博物館に、300系新幹線0番台J2編成のヒカリアンと、一人の少年がいた。
ヒカリアンは言わずと知れた初代主人公、現ライトニングチーム隊長ののライトニングノゾミアンである。
もう一人の少年は、黒いタミヤマークの帽子にタミヤ保護ゴーグル、N700系の写真がプリントされたTシャツの上から黒い上着を着ている。
つい最近JHR九州支部から本部にやってきた少年隊員の工藤軽大(くどうけいた)といった。
「やっぱり、鉄道車両を思いっきりメンテするのは、大変ですけど楽しいですね。
でも、何で廃車になった車両をここまでメンテするんですか?」
軽大が聞いた
「ああ、実は今使われていない日本の列車の多くは、廃車にされずにJHRに集められているんだ、
いつ、どの車両のヒカリアンが地球に来ても大丈夫なようにな。
だから『廃車』というのは表向きだけで、いつヒカリアンと合体してもいいように、こうしてメンテしているんだ。」
「へぇ~、そうな・・・」
軽大が言いかけた時、
空から一筋の光が飛んできた。
それは、展示してあったMLX01-1と合体し、ヒカリアンに変形した、そして・・・
「うわ!『ライオソード』!!」
ガキン!

そのヒカリアンは、原型が分からないほどボロボロになった剣を振りかざし、なぜかノゾミに襲い掛かった。
ノゾミはそれをライオソードで受け止めたのだ。
「ぐぐ…、なんてパワーだ…!」
「本当に、展示してあった車両にヒカリアンが合体することがあるんですね!」
「感心している場合じゃないだろう・・・」
バキン!
ライオソードも、謎のヒカリアンの剣も折れてしまった。
しかし、まだなぞのヒカリアンは襲い掛かろうとしている。
「くっ!『ハンドソード!』」
ノゾミは昔使っていた武器、「ハンドソード」を手にし、先を謎のヒカリアンに向けてはなった
ガ!!
ハンドソードの先が謎のヒカリアンにぶつかり、謎のヒカリアンは倒れてしまった。
「なんだったんでしょうか?」
「とりあえず、このヒカリアンを基地に連れて帰ろう。」
その様子を観察する黒い影には、二人とも気づいてなかった。


~記憶喪失~

「うう…」
「気が付いたかい?」
「MLX-01さん、大丈夫ですか?」
ここはヒカリアンステーションの医務室、
前回の謎のヒカリアンは、あの後ノゾミに乗せられ、ここに連れてこられたのだ。
ここには今、ドクターと軽大がいる。
「えむえるえっくすぜろわん・・・」
「ああ、すみません、名前が分からなかったんで、体にしている車両の名前で呼ばせていただいたんです。
あなたの名前はなんていうんですか?」
「なまえ・・・」
「心配しなくていい、ここはヒカリアンステーション。
地球のヒカリアンの中心となる場所だ。」
「いや、そうじゃなくて、思い出せないんだ… 何もかも…」
「ああ~、なんだ、そういうっことだったんですか・・・                         え?」
「記憶喪失、ということか…」
「あの時のハンドソードが原因なのかな・・・」

軽大が言った時、
ウィィイン
「ドクターさん、彼の光エネルギーを調べましたが、一致するヒカリアンは見つかりませんでした…」
500系新幹線900番台W0編成のヒカリアン・ウインダッシュが入ってきた
「どういうことなんですか?」
「ああ、人間でいう、指紋認証のようなものをやったんだ。
そして、ヒカリアン星と連絡して、ウインダッシュに一致したエネルギーを探してもらったんだが…
一致したヒカリアンがいなかったということは、彼はヒカリアン星にはいなかったということになるが・・・」
「まさか、ヒカリアンじゃなくて実はブラッチャーだったとか・・・?」
「いえ、それは絶対にありません、彼のエネルギーは、純粋な光エネルギーでした。
「とりあえず、何か思い出せるまで、この基地にいればいい」
「なんだか、申し訳ない…」
「まあ、名前がないと不便だから、何か名前を付けませんか?
たとえば、列車名からそのまま『MLX-01』とか・・・」
「それはさすがに長すぎるのでは・・・」
「じゃあ、X‐01、でどうですかね?」
「えっくすぜろわん・・・、じゃあそれで」
その時、
『何か正体不明の車両がステーションに近づいています!』
暁美さんの放送が入った。
ドクター、ウインダッシュ、X‐01、軽大は指令室に向かった。
「ウ、ウソだろ・・・」
指令室には、ケンタくん、ウエスト、ノゾミ、ツバサ、暁美さん、笛太郎さん、時定さん、富士見本部長がいた。
モニターは、近づいてくる車両を映していた。
そこに映っていたのは、
ヒカリアンX!?」
まぎれもなく、以前自らの意志でヒカリ隊長に封印されたハズの古代戦闘超特急「ヒカリアンX」の鉄道車両形態だった・・・
「いえ!あれはヒカリアンではありません!今分析したところ、あの車両からは暗黒エネルギーしか感知できませんでした!」
「ということは、あれはシャドーX、光エネルギーが感知できないということは、まだ『ヒカリアンX』は完全に封印されているのか、それとも・・・」
ドクターが最悪の状況を予想したとき、
「ブラッチャールチェンジ・・・
 ブラッチャールイン・・・
 巨神デビルX・・・」
シャドーXの先頭部が分離し、変形したスフィンクスと合体してデビルXとなってしまった。
「暁美さん!」
「もう、ガルーダの出撃準備はできています。
『まもなく、スカイガルーダMK.Ⅱが発車いたします。
発車に伴い大きな衝撃波が発生しますので、黄色い線の外側でお待ちください。』」
ヒカリアンステーションの車庫から、東海道新幹線を想像させる青と白のツートンカラーの超大型航空機が出てきた。
そして、それは翼を大きく広げ、大空へ飛び立った。
ケンタとウエストは車庫へ向かい、すぐガルーダの発進した後から、500系新幹線W1編成が走って行った。
「ガルーダチェンジ!」
「ライトニングイン!」
「ライトニングガルーダMK.Ⅱ!!」
巨大航空機「スカイガルーダMK.Ⅱ」は、掛け声に合わせて変形し、たちまち超巨大ロボットとなった。
そして、500系の先頭部が分離し、強い光の中でデフォルメされ、超巨大ロボット「ガルーダフレームMK.Ⅱ」の中心部に合体し、
JHRがほこる戦略型格闘兵器「ライトニングガルーダMK.Ⅱが完成した。

「なあ、ドクター、またXを封印することはできねぇのか?」
「それは無理だ、あれはXが自ら望んだからできたこと、シャドーXであるあいつを封印するには、まずあいつを取り押さえる必要がある。
しかし、今までの戦いから考えて、それは非常に難しい…」
「とりあえず、今日のところはXを追い返す。
それから、みんなでXを封印する方法を考えるんだ。」
「よし!オレたちもガルーダをアシストしてくるぜ!」
「あの、それならオレも」
X-01が言った。
「お前は?」
「X-01さん、昨日会った記憶喪失のヒカリアンです。」
「記憶喪失なのか・・・、それより、手伝ってくれるのはありがたいが、君の武器は壊れているのだが…」
「それなんですが、ウエストさんはガルーダと合体していますし、ノゾミさんはスカイソードを使いますよね?」
「ああ、そのつもりだが・・・」
「だから、X-01さんはハンドソードとバードソードを使うっていうのはどうでしょうか?
あの時、剣を持っていないほうの腕も大きく動かしていましたし。」
「ウエスト、おまえのバードソードを借りてもいいか?」
「・・・あ、え?バードソード?うん、いいよ」
「よし、じゃあ、これを」
ノゾミはX-01にバードソードとハンドソードを渡した。
「ありがとうございます!」
「ではいくぞ!」
ノゾミ、ツバサ、X-01は外へ行った。
「・・・ところで、今日のガルーダ、いつもより素早くないか?」
ドクターが言ったとき
「あ、・・・あの、すいません!」
軽大がなぜか謝った
「へ?」
みんなぽかんとした顔になった。
「この間、ぼくが『染めQ』の技術を参考にして、手軽にフッ素コーティングができるようにした液体を、ガルーダの関節にぶちまけてしまったんです・・・」
「そ、そんなものを作っていたのか!?」
「しかし、それは大丈夫なんですか?」
「はい、この間ネオトライダガーのギヤとベアリングに塗って、36時間の耐久テストをしたんですが、
プラスチックを侵すどころか、強力なコーティングによってパーツを保護し、摩擦抵抗もかなり軽減されていました。
それにこのコーティングはとても耐久性が高く、動きの激しいカウンターギヤベアリングや、ピニオンギヤにも36時間ずっと継ぎ足さずに行けました」
「そうか、では、どこの関節にこぼしたんだ?」
「え?たしか、足全体だったと・・・?」
「よし、『ウエスト、ケンタ君、聞こえるか?今からガルーダの足のリミッターを解除する!』」
『「え?」』
今度は軽大とウエスト、ケンタが「ぽかん」とする番だった。
もちろん、ケンタとウエストは、ノゾミやツバサ、X-01がアシストしてくれているとはいえ、戦闘中のためあまり長くぽかんとしているわけにもいかなかったが・・・
「以前、ガルーダように高性能モーターを開発したのだが、出力があまりに大きく、従来の潤滑油ではすぐに摩擦熱で蒸発してしまうようなものだった。
効率も上がっているから、量産してガルーダに取り付けていたのだが、リミッターで出力を抑える必要があったんだ。」
「でも、ぼくのフッ素コートだったら、、そのモーターも全力を出せる、ということですか?」
「ああ、そういうことだ。
『リミッターを解除するが、二人とも準備はいいか?』」
『うん!』
『お願いします!』
「よし、」
ドクターはステーションの前に行き、ガルーダの設定画面に移動して、足に組み込まれているモーターのすべてを指定した。
「リミッター解除!」
ドクターは最後に出てきたコマンドの、「YES」のボタンを選び、クリックした。
すると、ガルーダの動きが一瞬止まり、ガルーダの各部にある溝から光が漏れた。
その光は、胴体から足にかけて広がり、足全体に届いたとき・・・
ガルーダが消えた。

いや、すごいスピードで動いたのだ。
『すごい!こんなスピードで動けるなんて!』
『それに、今までよりもエネルギーを使っていないよ!』
「うん、各部関節部の発熱も、これまでよりも低く抑えられている!」
「やった!ぼくの作ったのが役に立った!」
ガルーダはそのスピードのまま移動し、デビルXの後ろに立った。
「何・・・?!」
『「うおぉぉ!」』
ガルーダはデビルXをつかみ、体全体を動かしてデビルXを投げ上げた。
『よし、今だ!みんな!』
「おう!『ウイングシールド』!!
『ライトニング ウイング』!!!」
『「ライトニング ビックバン!!!」』
「パワーチャージ!
『パーフェクトスカイサンデー』!!!」
「うおおお!」
全員が必殺技を繰り出した。
X-01は、無意識に武器の持ち主の必殺技である「ライトニングバード」を放っていた。
「くっ、
ブラッチャールリターン・・・」
デビルXはまともに必殺技を受け、
分離してどこかへ逃げていった。

「やった!あのXに勝った!」
いつの間にか、ガルーダと分離したウエストが、ケンタといっしょにツバサたちの近くに来ていた。
「しっかしX-01って言ったけ?お前『ライトニングバード』できるんだな!?」
「ああ、何だか知らないけど、ウエスト君?、がこの技を使っているイメージが浮かんだんだ・・・」
「もしかして、記憶を失う前に、一度ウエストさんに会っている、とかなんでしょうか?
あれ、ケンタさんどうしたんですか?」
基地から軽大が出てきて、話に混ざっていた。
「うん・・・シャドーXとはいえ、Xを攻撃しちゃったから・・・
もう、ヒカリアンXに戻らないのかな…」
「それは、捕まえて調べてみるとかしないと・・・」
「今戦ってみて思ったんだが、それはちょっと無理じゃ…」
「いや、今のガルーダのスピードは尋常じゃなかった、それにX-01、今の戦いから測定したのだが、君の戦闘力はXに匹敵するかもしれない。
君の力と、現在のガルーダの性能をフルに生かすことができれば、シャドーXを捕まえることができるかもしれない。
だが、二人がガルーダの性能を完全に扱えるようになるにも、X-01が全力を出せるようになるにも、かなり時間がかかると思うが・・・」
ドクターが言った。
「そうなんですか!?じゃあ、フッ素コーティングももっと量産しないと!!」
「ぼくたちも、パワーアップしたガルーダを使いこなせるようにがんばるよ!
ね、ケンタくん!」
「うん!それでXを助けることができるなら!」
「あれ、X-01さん、どうかしたんですか?」
「あ、いや、何でもありません・・・」
(自分がウエスト君に一度会っているのだろうか?)
X-01はその時、自分の過去について、また自分が何者なのか考えていた・・・

Premium

「よし、セ・・・
 じゃなくて、バイソンマグナムの修理完了っと」
「俺もソニックのメンテは終わりだ。」
ここはどこにでもあるような一軒家の一部屋
2人の少年がミニ四駆を整備していた。
ただ、この2台のマシンには、市販されていないモーターと赤いCPUのような部品が取り付けられている。
「なぁ烈兄貴、セイバーがいなくなってもう2年以上たつんだな。」
「そうか、そういえばもうそんなに立つのか・・・
 お前あの時、『もうミニ四駆はやらない』なんて言ってたよな~」
「あはは、そーだっけ?
 そういえば、セイバーをもらってからマンタレイ、ほとんどさわってないよなぁ」
「そういえば、俺もアスチュートはソニックにパーツを映してそのままだったな。」
「ねぇ、久しぶりにマンタレイとアスチュートで勝負してみない?」
「そうだな、ソニロクとちがって大径が使えるから、新しいセッティングも見つかるかもしれないし」
「よし、じゃあ後でおっちゃんのとこで」
「ああ
 ま、どうせお前のコースアウトですぐ決着がつくだろうけど」
「なにー!そんなことねぇよ!!
 烈兄貴こそ、トルネードですぐに追い付けなくしてやる!」
「お前、マグナムじゃなくてもトルネードできるのか…?」
「や、やったことはないけど…
 スーパーアバンテだってやってたんだぜ!たぶんできるさ!」
そのとき、遠くで空から赤と青の光が落ちていった
「およ?雷か?」
「こんな天気がいいのに、雷が落ちるわけ無いだろ。」
「そうだけどさー、」

そのころ、2つの光が落ちた場所
そこは火山だった
光は60cmほどの白い溝のような物体…
ミニ四駆のコースが周りに張り巡らされている噴火口に引き込まれるように入り、マグマに落ちた。
そのマグマの中で光は消えるどころか、より一層輝きを増した
その光を中心に白、黒、緑、青、銀、金色の液体…
スチロール樹脂、POM、鉄、金、亜鉛、銅、アルミニウム、ニッケル、カドニウム、アクリル樹脂、炭素、エクストラマー樹脂などが集まっていく
そしてそれぞれが固まり、2台のミニ四駆となった
それはタイヤを覆いつくし、空力を最大限まで引き出したデザインで人気の高い初代市販型フルカウルミニ四駆の「セイバー6OO」
…いや、その最終試作品にして、かつて多くの戦いを勝ち抜きつつも、この火山で散っていった伝説のマシン
「燃える弾丸」ことマグナムセイバーと、「コーナーの貴公子」の異名を持つソニックセイバーだった
完成した2台のマシンは再び強く光り、収まったときにはそれぞれバンパーの形が大きく代わり、ソニックのボディは光沢が強くなり、マグナムのは厚みが非常に薄くなっていた
それぞれはシャーシ裏を向けあい、タイヤを接触させてプロペラシャフト方向に激しく回転しながら火山を飛び出し、走り去っていった。

~~~~~
「うー、もっ回勝負だ烈兄貴!!」
「何度やったって同じさ、どうせスプリントに超速と超大径つけて、直線専用のセッティングにしてるんだろ、
リヤだって低摩擦プラの19mmだし、そんなんじゃこのコースを完走できるわけないじゃないか」
「くっ
 なんでおっちゃんは今日コース変えたんだよ
 昨日までのS字なら、トルネードでぶっちぎりだったのに
 よし烈兄貴、今から博士ントコ行って高速コースでもっかい勝負しろ!!」
「なんでそうなるんだよ・・・」
キュイィィィン…
「な、なんだなんだ!?」
「店のそとから聞こえてる…
 こっちだ!」
「待てよ烈兄貴ぃ~」
二人は模型店の表の通りに出た
「だ、誰もいねぇ…?」
「ご、豪
 あれ・・・」
「『あれ』?
 ・・・マグナムセイバー!?」
「ソニックセイバーもだ!」
そこには、先程のマシンが走って来ていた
そして・・・
「「ヒカリアンチェンジ!」」
ボディ後部が外れ、左右のカウルを開き、キャノピーを上げて変形した

「「はじめまして!伝説のレーサー」」
「「お帰り、相棒!」」

 

 

暗黒超特急ブラッチャー

 「ブラッチャーを見るときは、部屋を明るくして離れて見てね」

「機関車に闇の煙が宿るとき、ブラッチャーは誕生する

さあ、空を見上げるんだ 暗黒ブラックホールの帝国から、黒く地球を染めるため ブラッチャーが今やって来る!!」

暗黒超特急ブラッチャー 進め!!ブラッチャー Let's Get it on!

冒険!なのだEvery day 俺様はどこでもびっくりの塊

お前らと居るとEvery day 不思議だけどパワーが倍になる

Change Go to theチャレンジ Try yeah are you オーライ? (Yeah!) 明日はどこだ!?

暗闇の星のブラックヒーロー その気になれば俺達もヒーロー

暗黒超特急ブラッチャー 進め!!ブラッチャーLet's get it on!

飛びたい知りたい食べたい 見つけたい捕まえたい 歌いたい、走り出したい

「やりたい」「したい」ことばっか、 俺様たちは全部やっちゃうのだ!!

smoke jo 愛情 burning いつかは勝ちたいfighting(yeah!) 俺様最高!!

暗黒の星のブラックヒーロー 黒く地球を、染めるのが使命

暗黒超特急ブラッチャー 進め!!ブラッチャー Let's get it on!

鉄レーサーの初日記

はじめまして、
ミニ四駆とプラレールとヒカリアンとメキシコサラマンダー(ウーパールーパーのこと)が大好きな「ミニ四駆レーサー鉄」というものです。
ミニヨンクラブが終わってしまったため、このブログをはじめました。

他にもいくつかブログ(と「ミニ四駆ちゃんねる☆」)をやっているのですが、
プラレール系、鉄道系のことはココ(http://ameblo.jp/mini4wdracing-tec500/
ミニ四駆系で、改造法などミニ四駆ちゃんねる☆の外にも発信したい場合はこっち(http://blogs.yahoo.co.jp/rail4wd)
その他どっちでもないことはここ
ヒカリアンのことはもちろん全部(^^;)
で書こうかなぁと考えています。

ただ、めんどくさがりな性格から、若干買えただけでそのまま同じ記事がいくつかのブログにまたがっていたりするかもしれません(^^;)



(この記事は、アメブロに投稿したものを一部変更して投稿しています(^^;))