ミニ四駆レーサー鉄の気ままな小説置き場@ヒカリアン命

ぼく、ミニ四駆レーサー鉄が書いた様々な小説を投稿するブログ。何らかの形でヒカリアンが乱入します

その場の思い付きと勢いのみで描いたごちゃまぜ小説(ヒカリアン&トレインヒーロー&カンセンジャー&トッキュウジャー&電王&マイトガイン)

ある早朝
博多駅新幹線ホームに赤い蒸気機関車が入ってきた
「皆さん、ここのところイエローレッシャーとピンクレッシャーの調子が悪いので、この先の工場で修理してもらってきます。
終わったら連絡しますので、それまでゆっくりしていてください」
降りてきた5人に、手にパペットをつけた車掌らしき人物が言った
そして、蒸気機関車は博多総合車両所へと走って行く
「よーし、ここの名物いっぱい食べるぞー!」
「ライトそればっかり」
降りてきた5人も、ホームから外へ向かっていった

しばらくして・・・
たくさんの新幹線が停車しているなか、
さっきのホームのとなりに500系新幹線V8編成が入線してくる
その時・・・
「キャー!」
ホームから悲鳴が聞こえた
そこを見ると空き缶やペットボトルを体につけ、キャリーバックと携帯電話を持った怪人がいる
乗客たちが逃げ惑うなか、逆走してくる人がいた
赤い蒸気機関車に乗っていた5人+1人だ
「シャドー!?
こんなところにまで来てたのか!」
「お、お客様
ここは危険です!早く避難してください!」
500系の車掌が言う
「おれたちは大丈夫
それよりお兄さんこそ逃げて!」
「私にはまだやることがありますし、何よりお客様をおいて逃げる訳にはいきません!」
そう言うと、車掌室に戻った
「どうしよう・・・」
「仕方ない、俺達で車掌さんを守ろう」
6人は鉄道模型を取りだし、はじめの5人はうでのブレスにセットする
「「「「「「トッキュウチェンジ!」」」」」」
5人はブレスを閉じ、6人目はスマホに走らせた
[変身イタシマース
白線ノうちがわニ下ガッテお待チ下サーイ]
それぞれの車両が体の周りを走ることでスーツが装着され、6人は変身した
[トッキュウ1号~]
「はっ!」
[トッキュウ2号~]
「迷惑行為はおやめください」
[トッキュウ3号~]
「ハッ!」
[トッキュウ4号~]
「フッ!」
[トッキュウ5号~]
「は~い」
[トッキュウ6号~]
「トリャー!」
「「「「「「勝利のイマジネーション
烈車戦隊トッキュウジャー!」」」」」」

そのころ、500系車掌室では、車掌がモニターでどこかと通信を始めた
『どうしたの?ニシ』
「現在博多駅に怪人が現れました
ダークマインダーではないのですか!?」
『何!?
・・・
確かに、何か闇のエネルギーのような反応があるわ
でも、悪のオーラとは別のものよ、得体の知れない分あまり関わらない方がいいわ』
「しかし、まだホームにはお客様が!」
『・・・
分かったわ、
でも、敵の正体が分からない以上、無茶をしないこと
いいわね?』
「了解!

鎖錠良し
ジャスティス、作動良し!」
通信を切ると、車掌はドアの鍵と腕時計を確認する
[隊員No.01、変身プログラム始動]
「チェーンジ!500!!」
[Aエネルギー変換Bエネルギー変換Cエネルギー変換Dエネルギー変換]
腕時計を前に掲げ、縁を90度回転させると、身体中にスーツが装着された
カンセンジャー500、到着!」
[隊員No.01、変身成功]

「現れたなトッキュウジャー、
6人と聞いていたが、7人目もいたのか」
「「「え?」」」
怪人の言葉に、6人は疑問に思って隣を見る
そこには乗務員室の扉を丁寧に閉めるカンセンジャー500の姿があった
「お前は誰だ」
「もしかしてさっきのお兄さん?」
「え?
は、はい」
「トッキュウジャーってもう一人居たの?」
「とっきゅうじゃー?
私はカンセンジャー500ですが・・・」
「よく分からないけど、まずはとにかくアイツを倒そう」
「うん、
よーし、トッキュウジャー、出発進行!」
その時、1号車から運転士が降りてきた
「ん~
なんかやけに騒がしいな・・・
って何じゃありゃ!?」
この運転士は、まだ20になるかならないかぐらいに見え、何故新幹線の運転しになれたのか謎だが、何年も新幹線の運転をしているベテランのような貫禄がある
「なんだあいつらは・・・
とりあえず誰かヒカリアンを呼ぼう
今回送中で近くにいるのは・・・
ウエストと、ちょっと遠いけどのぞみか」
運転士は水色のごつい通信機を出し、誰かに連絡を始めた
そして数分後、500系新幹線の量産先行試作車、W1編成がが入線してきた
その先頭部が外れ、小さなロボットのような人物になり、隣に少年が現れる
「うわ!
何なのあのゴミの塊!」
「な!ゴミとはなんだゴミとは!
我が名はメイワクシャドー、人間を操り迷惑をかける行動をして、闇を産み出すのだ!
それより貴様こそ何者だ?
トッキュウジャーの新しい烈車か?」
「うわぁ!何あれ?
電車のロボット?」
「ボクはロボットじゃなくてヒカリアンだ!」
「何それ?ロボットと何が違うの?」
「ボクたちヒカリアンは宇宙人だ!」
「宇宙人だろうとなんだろうと、邪魔をするなら容赦はしないぞ
やれ!クローズ!!」
「「クロッ!」」
メイワクシャドーに言われ、クローズと呼ばれた怪人がウエストたちに襲いかかる
「とりゃ!」
「えい!」
「よっ」
しかし、次々と3人に倒される
「ここはぼくたちに任せて!」
「うん!
ねぇ、そこの500系みたいな人、」
「私ですか?」
「うん、500系同士合体技とかできないかな?」
「なるほど、やってみましょう」
ウエストの提案にカンセンジャーが賛同する
パンタグラフソード!
サンダーショット!」
「バードソード!
ライトニングフェニックス!!」
「「サンダーフェニックス!!」」
カンセンジャーとウエストがそれぞれ剣から放った雷と炎の鳥が融合し、エネルギーが大きくなる
「俺もいくぞ
ユウドウブレイカー!」
[整列乗車にご協力下サ~イ
ご協力下サ~イ!]
「よし、じゃあおれ達はこれだ!
落書きレインボーラッシュ!」

「落書きはメイワクだ~!」
ドカーン!
メイワクシャドーは身体中に落書きされ、爆発した
しかし・・・
「これで終わったと思うなよお~!」
倒されたはずのメイワクシャドーが、巨大化して復活した
「え!?何あれ!?
あんなのアリ!!?」
「こ、これは一体・・・!?」
ウエストとカンセンジャーが驚く
「車掌さん、修理は終わった?」
『それが、まだ発進できる状態ではありません!』
そのとき、どこからともなく声が聞こえた
「それなら心配ない!」
すると線路上の空間が歪み、300系と400系の先頭車が背中合わせに連結した謎編成が入ってきた
「君は?」
「俺達は勇者特急隊
代わりに俺達が合体する」
「よく分かんないけど分かった
助かるよ
よし、俺達も烈車を呼ぶぞ」
そう言うと、トッキュウ1号、2号、4号はブレスを開き、閉めなおした
[烈車ガ参リマ~ス
危ナイですノデ、白線ノうちがわニ下ガッテお待チ下サーイ]
すると、赤い蒸気機関車・・・
レッドレッシャーを先頭にブルーレッシャー、グリーンレッシャーが繋がった編成が入ってきた
そして、それぞれに乗り込む
また、反対方向から別の300系新幹線が入ってきた
「テツユキくん、遅れてすまない
牛若丸もガルーダも呼んである
我々も行こう!」
「おう!」
500系の運転手はやって来た300系に乗って走り出した
「ボクたちも行こう!
ヒカリアンリターン』!」
500系W1・・・
ライトニングウエストも新幹線に戻り、少年を乗せて走り始める
『ニシ、あなたもこの車両の運転席に乗り込みなさい』
「え!?
しかし、わたしは運転できませんし、行ってどうするんですか?」
『大丈夫、その車両はあの蒸気機関車と連結できるように改造したわ
操縦も500系シャトルと同じ方法で大丈夫』
「い、いつの間に!?」
そのとき、ホームの下から蒸気機関車のような人物が二人出てきた
ドジラスとウッカリーだ
「ふー、ようやく完成~」
「ま、おいらたちには朝飯前だけどね~」
「き、君たちがしてくれたのか・・・?」
「「うん!」」
「ありがとう!」
カンセンジャーはV8編成に乗り込んだ
「戸締点、時刻良し、発車!」
ファァァァン
「「「烈車合体!」」」
掛け声に合わせ、レッドレッシャーの機関車と522-7008が入れ替わり、右にブルーレッシャー、400系・・・
マイトウイングが
左にグリーンレッシャー、300系・・・
ガインが並ぶ
そしてグリーンレッシャーとブルーレッシャーがV8に接近、側面を接触させ合体し立ち上がる
同時にガインとマイトウイングが上昇し変形、
ブルー&グリーンレッシャーに付き、腕となる

そのとき・・・

『おいお前ら!何やってるんだ!?』

空中に光の輪が現れ、赤い列車が現れる

仮面ライダー電王の操るデンライナーゴウカだ

モモタロス!!ちょうどいいや、お前も合体しよう!!』

『え!?お、おう・・・』

デンライナーはいつの間にか先頭車のみになり、しかも2両に増えブルーレッシャーとグリーンレッシャーの1号車と交代する
『毎度ご乗車ありがとうございます
トッキュウオー完成いたします
ハイ頭付きます』
『銀の翼に希望(のぞみ)を乗せて、灯せ平和の青信号』
『『『勇者トッキュウオーカンセンジャー』』』『feat.デンライナー
『『『『定刻通りただいま到着!』』』』
完成したのは、
顔がカンセンジャー500、腕が300系と400系、
肩がグリーンレッシャーにブルーレッシャー

足がデンライナーゴウカ
胸には500系新幹線がついた巨大ロボだった

そのとき空高く、青白ツートーンカラーの飛行機が2台飛んできた
「『ガルーダチェンジ!』」
「『牛若丸チェンジ!』」
掛け声に合わせて2台の飛行機は変形し、中心に穴の空いた巨大ロボに変形した
「『「『ライトニングイン!!』」』」
「『ライトニングガルーダMk.Ⅱ!』」
「『ライトニング牛若丸!!』」
ロボの中心に、500系ウエストと300系のぞみがそれぞれ合体し、ヒカリアン支援組織がほこる戦略型格闘兵器2体が完成した

『烈車合体』
列車の上に列車が乗った奇妙な編成が立ち上がり、またロボに変形する
『乗車完了、ビルドダイオー!』

「な、何!?
ロボが4台だと!?
ならばこちらも
クライナー!」
メイワクシャドーがよぶと、遠くからうずうずしいデザインの列車が7台現れ、それぞれ変形した
「行け!クライナーロボ!」
「うわ!なんかいっぱい来た!」
それぞれが応戦するが、相手の方が数があるため全体的に不利になっている
『くそー!
こっちの方がずっと強いのに!!』
「ダメだ、数で押されてる!」
[つばめ突き!]
その時、駅の方から光線が飛んできてクライナーにダメージを負わせた
見ると、デフォルメされた500のようなロボがスピアをかまえている
[おれがアシストする!
まずは周りの雑魚を片付けるぞ!]
「だ、誰だか分からないけどありがとう!
君もヒカリアン?」
[ひかりあん?
おれはトレインヒーローのゴウ、
90年ほど未来からやって来たトレインだ]
『よろしく!ゴウ!
よし、いくよ!ケンタくん!』
「うん!」

「とりゃー!」
[つばめ突き!]
「『うおぉぉぉ!』」
『そりゃー!』

『「今だ!
ライトニングビッグバン!」』
ガルーダ以外がクライナーロボを1ヶ所に集め、それをガルーダの必殺技が貫く
「クライナーぁ!
くそーっ!!」
メイワクシャドーがやみくもに牛若丸へ突進する
「フッ
そんなので怯むとでも思ったのか?
いくぞのぞみ」
『おう!』
『「空気投げ!」』
「うわぁ!!?」
牛若丸は相手の動きを利用して投げあげる
「『みんな!今だ!!』」
「『ライトニングバスター!!』」
[つばめ突き!]
『動輪剣!』
『『『勇者トッキュウオーカンセンジャー、雷縦一文字斬り!』』』
トッキュウオーカンセンジャーは、手にした剣に電気を流し、デンライナーゴウカの車輪で走りながら敵を縦に斬る
ガルーダは、翼を広げてエネルギーをため、ブースターから放つ
ゴウは手に持ったスピアにエネルギーをため敵に放つ
「出番が少なすぎてメイワクだー!」
ドカーン!
今度こそ怪人は爆発し倒れた
『やった!』
それぞれ合体を解除し、博多駅のホームに下車する
「ふー、まさか倒したらいきなり巨大化するなんて
ブラッチャーロボは牛乳をたくさん飲んで巨大化したけど、それ以上にビックリだよ・・・」
「全くだ、でもなんとかなってよかったよ
それより、そちらの皆さん、自己紹介がまだだったな
我々はヒカリアン
遠い未来の星から、線路の平和を守るために地球にやって来た宇宙人だ
普段は東京にある基地で各地の線路を監視したり、他の列車に混じって旅客輸送

などを行っている
君たちは?」
「私は宇宙警備隊隊員No.01
カンセンジャー500です
ダークマインダーから地球を守るためやって来ました
普段は山陽新幹線の車掌として働きながら、パトロールをしています」
カンセンジャー500が答えた
「へー!お前たち宇宙人なんだ!
俺たちはトッキュウジャー
俺たちの生まれた町を取り戻すために、シャドーと戦ってるんだ」
トッキュウ1号が答える

「俺は仮面ライダー電王デンライナーで時間を超えて、イマジンって怪物と戦ってんだ」

モモタロスが言う

[私たちは勇者特急隊
昭和125年の未来で、巨大ロボットを使った犯罪を相手に日夜戦っている]
ガインが言った
[オレはゴウ
2090年代に線路のないところでも活動できるよう設計された、人工知能を搭載したトレインだ
将来的にレーザーレールを走る旅客列車になれるよう、トレインベースで仲間と訓練をしたり、災害救助をしていた]
「ええっ!?
そっちは未来から来たの!?
なんか俺たちすっごい普通・・・」
「いやいや、本当は子供なのに大人の体になってたり、普通の大人に見えない列車に乗って旅をしている時点で俺たちも十分普通じゃないよ

ていうか、昭和125年って・・・」
勝手に落ち込む1号に4号がツッコミを入れる
そのとき、カンセンジャーに通信が入った
『ニシ、乗務員室に来て
トッキュウジャーに渡してほしいものがあるの』
「は、はい」
カンセンジャーは乗務員室に向かう
[500系新幹線乗務員室転送プログラム接続手配完了]
『トッキュウレッシャー転送開始』
[500系新幹線転送プログラム始動]
[Aエネルギー変換Bエネルギー変換Cエネルギー変換Dエネルギー変換]
[転送成功]
カンセンジャーが乗務員室に入ると、トッキュウジャーが変身するときに使ったものに似た500系の鉄道模型があった
「これは?」
『トッキュウジャーが使用するアイテム「トッキュウレッシャー」を元に作ったものよ
回送運転中や車庫で停車中にかぎりこの車両を呼び出したりできるわ』

・・・

「だそうです」
「へぇ!」
「新しいトッキュウレッシャーか」
「私も何かあったら駆けつけますので、」
「ありがとう、助かるよ」そのとき、トッキュウジャーに通信が入る
『皆さん、イエローレッシャーとピンクレッシャーの修理が終わりました
今からそちらに向かいます』
[俺もそろそろ帰らないとな]
ゴウが言う
「どうやって帰るの?」
[それはレーザーレールの上を超音速で走って・・・
しまった!加速するためのロケットがない!]
「時間を越えるんだったら、電王に頼んだらいいんじゃないかな」
「なるほど、」
そのとき、モモタロスの後ろにスーツ姿でスプーンを持った男性
デンライナーのオーナーが現れた
「なるほど、この時間帯に時空のずれを感知したのですが、彼らだったのですね
本来チケットを持っていない人物は乗せられないのですが、未来の存在が過去に長時間とどまっていると時の運行に支障が出てしまいます
特別に貨物用として片道切符を発行しましょう」
そう言うとオーナーは右手を動かし、三枚のカードが現れた
それをゴウ、ガイン、マイトウイングに渡す
「では、後ろに連結してください
未来までお送りします」
[ありがとう助かるぜ]
ゴウとガイン、マイトウイングはデンライナーゴウカの後ろに連結し、走り始めた
デンライナーたちは光の輪を潜り、消えた
それと入れ違いにピンクレッシャーとイエローレッシャーがやって来て、グリーンレッシャーに連結する
「じゃあ、俺たちもそろそろ行きますか」
「そうだね」
「じゃあね!ヒカリアンカンセンジャー!」
「うん!
トッキュウジャーのみんなも元気でね!」
「また何かありましたら、私も駆けつけますので」
トッキュウジャーたちはレッドレッシャーに乗り込み、ホームから出ていく
「私も、車掌業務に戻らせていただきます。
しかし、ダイヤが大幅に乱れてしまいましたね・・・」
「それなら心配ない
我々JHRが、臨時便を走らせて遅れを取り戻そう」
「ありがとうございます!」
「じゃあいくぞウエスト
ヒカリアンリターン』」
「うん
ヒカリアンリターン』!」
ウエストとのぞみは列車モードになり、線路についた
そのとき、沢山の新幹線が巨大な怪人を倒したのを見て安心した乗客がホームに戻って来た
数分後、ケンタくんが乗り込んだテツユキとカンセンジャーの乗り込んだV8編成、ウエスト、ノゾミが発車する
「それでは、皆さんお元気で!」
「うん!また何かあったらJHRに連絡してね!」
ノゾミはJHR専用線へ、
ウエストは東京方面へ、
V8編成は博多南方面へと走り去っていった